お稽古報告

 お花屋さんに秋の花材がそろってたので、今日は秋一色の取り合わせにしました。

私は季節とか天気に無頓着だったのですが、いけばなを習うようになって、昔よりは季節に敏感になったと思います。

お花屋さんで、今日はどんな取り合わせにしようかしら? と考えてる自分なんて学生の頃は想像も出来ませんでした。

 お花屋さんと顔なじみになったおかげで、小原流でのお花の呼び方と、花屋さんでは違うことがあるというのも覚えました。

 

 お花屋さんで目当ての草花が無くても、「今日は○○店に置いてあるはずだから行っておいで」と教えて貰えます。

ところが鳴子百合を探したら、「ごめんなさい。わからないわ。」と言われてしまって、「おかしいな? そんなにめずらしい草じゃないから、置いてる花屋さんありそうなのに。」と思ったんです。そして3件目で見つけて「あった鳴子百合!」と言ったら、お花屋さんに「ああ、鳴子らんね。どんな百合かと思った」と言われてしまいました。

 小原流で「鳴子百合」と呼んでいるのは、近くのお花屋さんでは「鳴子らん」だったんです。

 ほかにも小原流の「のいばら」は、花屋さんでは「のばら」。

あと、流派によっても違うことがあるんですね。「唐胡麻」と言ったら、「うちでは”ひま”よ。」と、店先で順番待ちしてらした他流派のいけばなの先生が教えてくださいました。

 

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