写真はバラでいけた盛花です。
普段は菊でお稽古するのですが、前からやってみたかったんです。
先日、取材依頼でいけばなの歴史とか、小原流の歴史についての質問がありました。
いけばなの歴史から始めると長くなってしまうので、小原流の創流について。
小原流は明治28年に小原雲心によって創流されました。代表的な花型は盛花です。
小原流研修院の研修でいけばな史の講義を受けたとき、講師の先生が「明治に洋花が普及し始めたけれど、うまくいける方法がなかった。ところが小原流の盛花だと綺麗に飾れる。それで上流階級?のご婦人方が小原流の盛花で当時高価だったバラをいけた」と教えて下さいました。
普段は菊でお稽古するのですが、バラだと断然華やかですね。
応用として黄バラ7本、赤バラ5本、白バラ5本、黄スプレーバラ5本、白スプレーバラ5本の取り合わせとかあるんですが、いけたら素敵でしょうね。
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